4-1 「デフラグをしよう」
数か月、もしくは数年パソコンを使い続けていると、繰り返しインストールとアンインストールおよび、ファイルの作成や削除を行い続けてきたHDDの中身は、いろいろなファイルの残骸であふれかえり、その上から書かれたファイルによりかなり複雑な管理状況になります。これをファイルの断片化と言います。
ファイルの断片化が進んでどうにもならなくなったパソコン画面は以下のようになります。
ここまで断片化が進むと、通常の起動にすら数分かかり、ソフトの挙動も不安定で、まともな動作を期待するほうが無茶なレベルとなります。
こうした状況により、システムの安定性が損なわれ、ハングアップやシステムエラー発生の原因となるのです。
■ OS別最適化の方法
冒頭の通り、画面左下にみられる「最適化」を行うことで解決できます。
基本的にデフラグツールを起動するには・・・
・WinXP
マイコンピュータ → ハードディスク(C)を右クリック → プロパティ → ツールタブ →最適化
・WinVISTA
コンピュータ → ハードディスクを右クリック → プロパティ → ツールタブ → 最適化
・Win7
スタートメニュ → すべてのプログラム → システムツールフォルダ → デフラグツール → 分析 → 最適化
・Win8
Windowsキー + 「X」キーを押す → コントロールパネル → システムとセキュリティ(管理ツール) → ドライブのデフラグと最適化 → 分析 → 最適化■ 注意点
最適化中は他の操作を行わないでください。
HDDの状態などによってかかる時間はまちまちです。
ではしっかりと日々のメンテを行い、快適なPCライフを楽しみましょう。
⇒【4-2 エラーチェックをしよう】
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