1-3 【それぞれの特性】
「各パソコン形態の種類」
デスクトップパソコンとノートパソコンは、程度の差はあれども基本的な内部規格はほとんど一緒です。しかしながら機能面や拡張時の留意としては重要性が非常に高い内容もあるので、自作や拡張をお考えの方は、以下の内容をしっかりと把握された上で作業に取り掛かって頂ければ、比較的スムーズにパーツの選定なども行えるのではないでしょうか。
■デスクトップパソコン
持ち運びなどではなく、屋内にて設置するタイプで高性能なものが多いです。またインテリア特性も強いものなどその種類も豊富にあります。Wikiに専門的な記載がありますが、そのままでは敷居が高いので噛み砕いて説明しましょう。
・フルタワー
・ミドルタワー
・ミニタワー
・一体型
・ネットトップ
・サーバー
AT-X規格というパソコンのメイン基盤であるマザーボード(M/B)を基本サイズとした規格があります。マザーボードにもいろいろなサイズがあり(富士通やNECなどメーカー品は独自のM/Bを基本としたPCを組んでいる場合が多く、この限りではありません)、そのため多くの亜種ともいえる種類が増えています。
・サーバー
安定性を最重要視してくみ上げられたパソコン。ネットワークを維持するためのPCですので一般家庭で組むことはまずありません。
・フル、ミドルタワー型
拡張性、利便性、スペックに対しての費用などあらゆる面で汎用性が高く、もっとも用いられやすいタイプのパソコンです。とくに玄人好みのパーツなどを含め、後々のカスタマイズにも融通がきくので(コンセプトPCも多い)、コストパフォーマンスが一番良好なパソコンです。
・ミニタワー、一体型
省スペース&高デザイン性をコンセプトに開発されたPCです。ミニタワーに関しては前述したネットトップPCにおいてもよく用いられます。また一体型はメーカーオリジナル商品に多いパソコンで、拡張性に関してはかなり難しい物になっています。
またミニタワーでも拡張したいパーツそのものの大きさによっては取り付けが不可能なタイプもありますので、省サイズや特殊な形状であればこそ、あとあと触るには難しいと言わざるを得ません。
■ ノートパソコン
いわゆる持ち運びを前提としたワーキングPCの事をさします。・オールインワン (A3サイズ以上
・トランスポータブル(A4、B4サイズ程度
・コンパクトノート (B5サイズ程度
・ミニノート (B5以下
ノートパソコンの分類は比較的単純です。
大きさ順に分類されているだけな上に、性能も大きさにほぼ準ずると考えていただければ差し支えはありません。
最近流行りの多機能ノートであるウルトラノートパソコンに関しては、オールインワンに分類されます。
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