2-2 「ブラウザとは」
私たちが普段利用しているインターネットは、これまたネット回線を行き来している電気信号(プロトコル)を使うことで表示させたり、ホームページを利用できたり、ショッピングや動画を視聴できています。
その基本的な役割を担当しているのが「ウェブブラウザ」というソフトです。
様々なブラウザー
■何が一番良いのか
ブラウザの良し悪しを決める最も単純な理由としては「使いやすいもの」で選ぶ事だと言えます。
初めてインターネットを利用する方の多くはインターネットエクスプローラー…通称「IE」を利用される方がほとんどでしょう。
Macの方でしたら「サファリ」でしょうか。
では代表的なブラウザの特徴について解説しましょう。
■それぞれの特徴
・インターネットエクスプローラー
マイクロソフト社製のきわめて標準的なブラウザで、プラグイン(追加機能)も豊富ですが外観の変更などには対応していません。IEの名称で知られています。
過去最悪のバージョンとして名を馳せたIE6の登場で撲滅委員会が発足した過去があり、そのバージョンでしか動作しないサイトなども残っている事から未だに撲滅し切れていない。
またIE6の影響により当時独占シェアだったブラウザ市場に革命がおきたことは過去の話。
・ファイアーフォックス
IE6の影響で急速に波及したブラウザ。カスタマイズが豊富で、外観をはじめかなり細かいところにまで手が届く多機能ブラウザ。プラグインおよびアドオンとして知られる。
ただし相応にメモリを消費したり、相性の悪いプラグインがある場合はブラウザクラッシュの原因になったり、動作が重くなったりする原因につながるため、追加機能の入れすぎには注意が必要です。(画面分割やマウスジェスチャー、ダウンローダーの導入など)
・グーグルクローム
かの有名な検索サイト、グーグル社作成のブラウザ。
非常に動作が快適で、海外では圧倒的なシェアを誇ります。またJavaScript(WEB言語)へのレスポンスが高く、そうした言語で作成された動的なサイトでの動作が非常に軽快である。
またアドオンも豊富で、クロームウェブストアでのプラグイン購入で多数機能の追加が可能となっている(もちろん無料の物もあるが、アカウント登録が必要です)。
グーグルアカウントの作成で、複数のPCで同一設定の共有が可能。
ちなみに現在(2013.9)最も使われているブラウザです。
・サファリ
アップル社製作のブラウザです。デザインを重視したブラウザで、標準設定フォントがメイリオであったりと表示に関してかなりこだわりを感じるブラウザとなっています。
アイフォンやMacOs10.3以降などの標準ブラウザとなっており、インストールする場合はITuneも付随してインストールを聞いてくるスタイルをとっています。
またRSS関連(新着記事確認ソフト)には定評があり、ニュースサイトの巡回を頻繁に行う方には使いやすいブラウザではないでしょうか。
・Opera
IE6時代にファイヤーフォックスと人気を二分したブラウザです。動作が速く、軽快な事で人気をあつめました。表示は単純ですが標準で多くの機能が装備されており、画面をフル活用しての表示を得意としています。
しかし、拡張が少々難解なため標準機能で満足できない場合は苦労する可能性があります。
■他にもある多数のブラウザ
代表的なものを中心に紹介しましたが、特定の機能に特化したブラウザなども沢山あります。当然フリーウェアのものもあれば、ヤフーオークションに特化した物などであればシェアウェアのものも多数有り、そうした利便性を商業的に必要とするものに関しては、どこまでも利便性を追求したものが沢山あります。
繰り返し行う作業などについては、効率的なソフトやブラウザを利用することでさらなる結果を求める事が可能ですので、いろいろと試す事も必要でしょう。
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→ 【2-3 オフィスソフト】に進む
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