2-3 【オフィスソフト】

2-3 「オフィスソフト」


 コンセプトPCやパッケージPCには標準でセット価格にて販売されているオフィスソフトですが、本体のみのPCやOSだけが入ったクリーンインストールされた状態で販売されている物も多いです。

 当然需要があるからそうしたメーカーパッケージPCなどが存在するわけですが、その理由や現状の環境を考えながら述べていきます。


■OSなしのPCを購入する利点

 今後の展開で述べていきますが、古いPCを所有していて新しいPCを購入する場合、わざわざ新しいPCにオフィスソフトを始め色々なデータを入れなおしていたらキリがありませんよね。そうすると先ず考えるのが「HDDのお引越し」です。

 となれば新しいPCにすでに色々なデータが入っているとそれはそれで邪魔なわけです。そこで登場するのがOS無しのPCという訳です。

■オフィスソフトあれこれ

 ところで一般的なオフィスソフトと言えばマイクロソフトオフィスが定番です。これは恐らくめったな事では揺るがないでしょう。MOSの検定などもあることから、ビジネスの標準ソフトとして今後も多大な影響を振りまいていくでしょう。

MOS : マイクロソフトオフィススペシャリスト…Microsoft公認の技能検定。人気が高く、受検者の合格率が8割程度と、業務などでオフィスソフトを常用している人ならかなり高い確立で認定を受ける事が出来る。上位検定にMOE(エキスパート)がある。エクセル・ワード・パワーポイント・アクセス・アウトルックの5種類で受ける事が出来る。

 しかし、オフィスソフトとは言っても昔から日本人には馴染みの深いオフィスソフトもあります。たとえば「一太郎」や「Lotus」「OASYS」などが有名でしょうか。
 最近だと、グーグルオフィスやオープンオフィスなどフリーベースのオフィスソフトも出ていて、そうしたソフトも中々侮れない性能となっています。

 自宅で編集する程度の利用が中心であったり、自宅では基礎的な情報だけを扱うだけに留めるのであれば、マイクロソフトオフィスを導入したり、アップデートを行う必然性も薄れてきているのかもしれません。

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