1-6 【メモリーの増設・選び方】
■ メインメモリーの取り付けと取り外し
パソコンをアップグレードする中でもっとも手軽に行えるのがメモリーの換装(増設)です。
ほとんどのマザーボードには2箇所から4箇所程度のスロットがあります。
取り付け方はとても簡単です。
マザーボードに上図のように取り付けるだけです。
ノートパソコンはメーカーによって差異がありますので、あらかじめ増設手段を調べた上で作業を行いましょう。
■メインメモリーの選び方
これまたCPUと同じように規格があり、転送速度の違いにより適合できないマザーボードがあります。まずはCPUと同様に、マザーボードの規格もしくは現在刺さっているメモリーの規格を以下から調べて、それぞれの規格のメモリーをさしましょう。
・DDR
・DDR2
・DDR3
それぞれの電圧や転送速度が違うので注意しましょう。ちなみに転送速度は、CPUと同様に1333Mhzのようにヘルツで表されます。CPUと違い大きければ良いわけではなく、同じ速度の物を用意しなければならない点が違います。
■容量
メモリー・CPU・HDDを人の作業に照らし合わせると、CPUは手の動きの速さ、メモリーは机の上の広さ、HDDは机の引き出しの広さとして表されます。
そのためこの数値が大きいほど、作業内容に余裕ができるというわけです。
しかし逆にこの数値が少なすぎてしまった場合はOSを含めて正しく動かす事が出来ないというわけです。
またメモリーを表す単位は「バイト」で、一般的には2GB~8GB(ギガバイト)程度での運用が昨今の主流です。
■OSによる制限
ウインドウズの各OSにはそれぞれ32bitのものと64bitのものがあり、32bitで動作するOSにはBIOS(バイオス=ハードウェア管理システム)の関係上4GBまでしか設置することができません。
動作ビットを調べるには、マイコンピューターのプロパティから調べるか、こちらで調べる事が出来ます。
■2枚1組み使用による高速化
デュアルチャンネルという機能があります。
詳しくは割愛しますが、まったく同じ転送速度と容量のメモリを2枚で使用する事により、本来64bitで処理を行う作業を128bitの倍で行う事ができる機能のことです。
■2枚1組み使用による高速化
デュアルチャンネルという機能があります。
詳しくは割愛しますが、まったく同じ転送速度と容量のメモリを2枚で使用する事により、本来64bitで処理を行う作業を128bitの倍で行う事ができる機能のことです。
チャンネルスロットを色分けしたM/B
大容量メモリの使用の場合はクワッドチャンネルによって、さらに高速化を図れる技術です。購入の際はこちらも視野に入れていただけると良いでしょう。
■相性の問題
メーカー同士が使っている素材の影響で不具合が発生する可能性の事を「相性」と呼んでいます。
これは各メーカーが独自に調査しているものから調べて購入するようにするしか対策がないため、あらかじめ自分のマザーボードとの相性を調査しておく必要や、すでに刺さっているメモリーがあるなら、同じものにするなどの対応が一番良いでしょう。
メーカー側に非はないので、泣き寝入りする前に調べての購入をおこないましょう。
■マッキントッシュ
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